本記事では、
「仕事ができなくて辛い、辞めたい、死にたい」
と感じている人の特徴やあるある14選を綴っていきたいと思います。
筆者の主観たっぷりではありますが、
筆者は自他ともに認める無能社員ですのでいくらかは共感できるかと思います。
本記事を通じて少しでも
「自分だけじゃないんだ」と気持ちが軽くなってくれる人がいれば幸いです。
ではさっそく本編に参ります。
1 自分からうまくコミュニケーションが取れない

仕事ができない人は基本的に自分からのコミュニケーションの取り方に難を抱えている場合が多いです。特に何かを要領よく伝えたり、必要な情報を取捨選択するのがとても苦手です。
原因としては
- 単純に論理立てて人に説明する能力が低かったり、
- 状況把握や要点のつかみ方が下手でそもそも会話についていけていなかったり、
- パニック癖で重要なやりとりでは決まって頭が真っ白になってしまう
などが挙げれられると思います。
または性格的な部分で、そもそも自分から人に話しかけたりするのが苦手なタイプだったり、相手の顔色や状況を常に伺ってしまうタイプのような、対人関係に繊細なタイプの人もコミュニケーションという点では苦労すると思います。
筆者は上記のすべてが当てはまりますが、特にパニック癖がすごいです。
2 電話対応が鬼ほど苦手

仕事ができない人はその場その場の対応力がとても低いです。
なので特に「電話対応」が鬼ほど苦手という人が多いです。
電話対応のような次々に適切に情報を処理しなくてはいけない作業は仕事ができない人にとっては恐怖でしかありません。
電話の受け答えをすること自体に必死で、名前や要件、時間など大体何かしらの情報は忘れてしまいがちです。電話の受け答え自体も緊張するのでしどろもどろですし、できれば電話を取りたくないというのが正直な気持ちです。
3 メモが取れない

また電話対応に付随して、メモを取るという作業も非常に苦手な作業です。
電話と一緒で、一度にこなせるキャパがとても低いので、「相手の話を理解しながら、かつメモも取る」という作業がこなせないのです。
なので「話を聞く」→「メモをとる」という2段階での時間が本来必要なのですが、、これが理解されないのがなかなか辛いところ。話の途中でいちいち「メモを取らせてください」とは言いづらいですし、結局聞くだけ聞いて後々になって「なんて言ってたっけ」ってなってしまうんですよね。
なので後になって「なんでメモ取らないの?」と言われがちです。
そう人がもし周りにいたら、
- 実はメモを取らないんではなく、メモを取りたくても取れない状況なのではないか
- 伝える側の配慮が適切でないでのではないか
という点を疑ってみてほしいところです。
4 マルチタスクとか絶対無理。1回につき仕事は1個まで。

仕事ができない人はマルチタスクがマジでできません。できる仕事は1回につき1個までです。
例えば「今日はAの作業を進めてね。途中で◯時からBの作業があるからその準備と、Cさんの作業のフォロー逐次もお願いね」という指示を出したとします。
文面だけ見ればなんてことはないのですが、仕事ができない人はマジでこの「Aというタスクに集中したいのに、頭の片隅にBとCという作業がある」という状況がとても苦痛なんですね。
上記をマルチタスクと呼ぶかどうかは微妙ですが、言いたいことはつまり、いろんな作業が頭の中で散らばっていると、著しく作業効率が落ちるということを伝えたいです。仕事の作業効率が悪い人は特徴として同時並行で色んなことを考えるのがとても苦手なので、なるべく作業は一つに絞って作業を進めたいところです。
5 手遅れの状況になってから質問する

仕事ができない人は、質問を躊躇して結局手遅れの状況になってから質問します。
どうゆうことかと言うと、まずそもそも仕事ができない人にとって質問すること自体が重作業です。
なぜなら
- 「こんなことでいちいち質問したら怒られるかな」
- 「前も同じこと聞いちゃったしな」
- 「今のタイミングで聞いてもいいのかな」
などと質問の行為自体をネガティブに考えてしまうからです。怖い上司ならなおさらです。
結果として質問を躊躇し後回しにしてしまいます。そしてそのまま自己判断で作業を進めてしまい、先に明確にしておくべきだった事柄がきっかけで取り返しのつかない状況になって初めてこう思うのです。「早く質問しておけば良かった」と。
仕事ができる人ほど、その場その場で不明点や矛盾に気づき懸念を無くす等の対策や、あらかじめ悪い方向に進まないための準備を怠りません。
しかし仕事ができない人はこの危機管理能力が著しく低いです。
なので筆者は「してもしなくても怒られるなら、して怒られた方がマシ」の精神で、ちょっとでもチリッとしたことは逐次、質問・確認するようにしています。
たまに「は?こんなこと聞くの?」みたいな顔をされますが、、大事になるより全然マシです。
6 トイレの個室だけが休息の場。感情を爆発できる場。

これは結構共感してもらえることなのではないのかなと思うのですが、
仕事ができない人にとって、トイレの個室だけが唯一の休息の場です。
仕事ができない人は仕事中常に気を張っている状態です。メリハリなんてものはありません。常に常人よりも心の緊張があるのが無能社員の特徴です。
それゆえ、トイレの個室という誰の目にもさらされず、かつ責めらることのない公的理由が確約された空間は職場において唯一心が休まる安寧の場所なのです。多分トイレの個室がなければもっと多くの適応障害サラリーマンが生まれていると筆者は思います。
心が休まるならばまだ良くて、もっとひどい人だと逆にトイレの個室を感情の吐き出し場として使うことが多くなってしまうこともあるかと思います。実際筆者もそうでした。辛くて泣きそうな時はすぐにトイレに駆け込みますし、もちろんそのまま泣き崩れてしまうなんてこともざらです。
書いていて心が痛いですが、意外にこのような経験をされている方が世の中に多いということを知ってからは少し心が楽になりました。
現状が解決するわけではないですが、文字通り色んなものを水に流して、少しでもスッキリしてまた外に出ればそれで良いと思います。
7 常に脳内で怒られるイメージが先行してしまう

仕事ができない人は常に脳内で怒られるイメージが先行してしまいます。
仕事ができない人は普段から何かしらの指摘やお叱りを受けることが多いです。そのため、どんなことをするにもまず「怒られるんじゃないか」という免疫が働いてしまいます。
具体的には、
「これはセオリー守んないと怒られそうだな」
↓
「いや、でも逆に思考停止はそれはそれで怒られそうだな」
↓
「ああもう考えてる間に時間だけ過ぎて怒られそうだな」
↓
「いやいやでも根拠がはっきりしてないで作業進めるのは後々もっと怒られそうだな」
という具合に、、どんな手を打って考えているつもりでも、必ずその裏を付く負のイメージが脳内に浮かんでしまいます。
このループから抜け出せないことで結果的に手が動かず仕事がいつまで経っても進まないことにつながってしまいます。
8 人の話や書いてある内容を理解できない・遅い

仕事ができないは、人の話や書いてある内容が即座に理解できません。
仕事ができない人と仕事ができる人の最も大きな違いは、人の話や書いてある内容の理解度の違いだと筆者は思っています。要は「話が通じるやつかどうか」ってことです。
仕事ができる人はパッと口頭で伝えた事柄や、ちょっとしたドキュメントの内容から話の要点を掴み、問題点の理解とそれに対して何をすべきかの判断がとても早いです。
そのため何というか「あの人に聞いておけば大丈夫」という信頼感がすごいです。
一方仕事ができない人の特徴は真逆で、人の話や書いてある内容が即座に理解できません。
人より処理に時間がかかってしまいます。そのため「あの人話わかってるのかな?」「通じたかな?」という印象を抱かれやすく、なかなか頼りがいがあるという評価はされません。
なので仕事ができない人は、特徴として咄嗟の質問や早急な対応が必要な事柄にめっぽう弱いです。電話対応が苦手という人はまさにこの典型だと思います。
話が分かる人のところにはより多く仕事が集まり、話が分からない人のところには仕事が集まらない、辛いですが現実です。
話が分からない側の意見としては、分からないからといって冷たくあしらわず、もっと優しく接してほしいです。泣きたくなります。
よくある話で、「分かりました」と答えたのに、後になって全然分かっていないのが発覚し、「なんであの時分かったって言ったの?」と怒られる人がいると思います。
この場合の「分かりました」は、「分かりました」ではなく「聞こえました」という訳に近いです。話の詳細や要点は理解できていません。
なぜこの様に言ってしまうか説明すると、まず聞いた段階では話の全体を整理できておらず、同時に何が分からないかもまだ整理できていない状況です。結構頭の中はカオスな状態です。しかし、「自分みたいなアホが理解できるまで何度も説明してもらうのは申し訳ないし、分からないとは言いづらい」という気持ちと、「もう一度自分で落ち着いて考えれば整理できるかも」という気持ちとが相まって、その場しのぎの様な意味あいで、「分かりました」と言ってしまうのです。
その後は、、上述した通りです。
なので、分かりましたと言っているのに顔には?マークが浮かんでいるなと感じたら、その人は大体分かっていないので、質問をできる環境を作るか、伝え方をもっと簡潔にする、ゆっくり伝えるなどするということをするのがお勧め(そうしてほしい)と思います。
9 アウトプット量がゴミ

仕事ができない人は要領が悪いので、通常求められるアウトプットの量がこなせません。
これは仕事ができない人が普遍的に感じている最も辛いことの1つだと思います。
どの様につらいかというと、まず会社はどこまで行っても営利組織です。会社に利益をもたらせない人は求められません。会社のお荷物同然です。それは理解していますが自身のアウトプットはそれ以上にゴミなので成果が出せなくて辛いのはもちろん、精神的にも「会社に貢献できている」という自己肯定感が感じられず辛いです。
それどころか
- 「足引っ張ってばっかりで申し訳ない」
- 「他の人はあんなに成果を出しているのに」
というマイナスな気持ちで常に仕事をしています。
要は自分のアウトプットはゴミだという現状は分かっているけどどうしようもできないと言う現状に疲れてしまうのです。かといって仕事を早くこなすことを心がけようとすると、無能ゆえ、今度は人の2倍3倍凡ミスをしてしまいます。
つまり早い話が、仕事の作業スピードと、求められるアウトプット量の両立ができないのです。スピードとアウトプット、どちらかもこなすということはまず無理なのです。
10 初歩的なミスがとにかく多い

仕事ができない人はとにかく初歩的なミスが多いです。これに尽きます。
初歩的なミスとは、ケアレスミスであったり、勘違いであったり、すっぽかしであったり、、まあ想像しうるミスはすべからくこなすのが無能社員の特徴です。
誰にでもミスはありますが、常人では理解できないほどミスが多いのです、本当です。そして何を隠そう後でそのミスに1番驚いてるのは自分なのですから救えません。
これに関しては筆者の経験上、自分を変える努力とかはしない方がいいです。自分を信用しないでください。
その代わり、可能な範囲でいいのでミスをしない仕組みづくりを頑張った方が効果的です。
例えばエクセルの作業であれば、目視での確認ではなく関数やチェック機能を用いて人為的ミスを減らすのような対策が有効だと思います。
他には
- 必ず上司に一声かける
- 自己流ではなく人の手順を真似る
などの工夫ができると思います。
11 転職活動自体も億劫

仕事ができない人は転職活動自体がとても億劫に感じます。
理由は
- 「こんな無能に転職先なんてあるのだろうか」
- 「転職成功しても転職先でどうせまた無能呼ばわりされてしまう」
- 「そもそも環境の変化が苦手」
などのネガティブな感情が先行してしまうからです。
現状の会社で無能を発揮し辛いので転職活動を考えるものの、無能ゆえに転職も億劫になってしまうという矛盾した状況に陥りより苦しんでしまう人は多いと思います。
「どうせ今でもダメなんだからまたダメでも現状維持、ちょっとでも今より良い転職先にありつければラッキー」くらいの感覚で、気軽に転職活動を始めることができたら良いと思います。
12 出世とか夢のまた夢。その日が平穏に終わるのが目標

仕事ができない人にとって、出世とかは夢のまた夢です。万年平社員がいいとこです。
だって仕事ができないんだから(しょうがない)。
それよりも共感していただきたいのは、「その日が平穏に終わるのが目標」だという部分です。
仕事ができない人にとっては中・長期的なプランとか考えて仕事に取り組むという余裕はありません。その日その日をなんとか平和に何事もなく凌ぐことだけで精一杯なんです。
仕事ができる人は自分のタスクをこなすほか、周囲のフォローやプロジェクトの進捗管理など、幅広く業務に取り組むことができると思います。きっと自己肯定感の塊で、働くモチベーションも高いでしょう。そのような人が出世していくのはごく自然なことだと感じると思います。
仕事ができない人はちょうどその真逆です。
13 仕事ができる後輩の存在が怖い
仕事ができない人にとって、仕事ができる後輩の存在は結構恐怖だと思います。
いくら自分が仕事ができないと分かっていても、やっぱり後輩の前では先輩としての見栄を貼りたいのが普通だと思います。
しかし、実際仕事をしてみると、後輩の成長速度や容量の良さを現在の自分と比較してしまい、徐々に「追い抜かされるのではないか」「立場が逆になってしまうのではないか」という恐怖感が出てきます。
そうなってしまうとやはり立場がないというか、自分が一番後輩だった頃に比べて、
- 「あの人先輩なのに」
- 「○年目なのに」
という白い目で見られているような気がしてしまい、居心地が悪くなってしまうと思います。
14 毎日不安。毎日恐怖。
仕事ができない人は毎日が不安、もしくは恐怖で仕方ありません。
理由は脳内では常に自分が仕事ができなくて怒られるのではないかという恐怖で心の休まる時間がないからです。
無能な自分のせいでまた何か会社に迷惑をかけやしないか、裏で陰口を言われるのではないかというネガティブな考えが常に心の中で渦巻いています。
特に、朝起きたときや、電車の通勤の時間などが最も精神的に辛いと感じる時間なのではないかと思います。
また金曜の仕事終わりや土曜日といった、通常ならば最も心が休まるはずの日でも、次の週初めの仕事の不安が脳内から払拭できないなどの慢性的なストレス思考に悩まされることも多いです。そのせいでより一層負のルーティーンへとはまっていってしまうのも特徴だと思います。
このように自分が仕事ができないことが原因で、自ら作り上げた漠然とした虚構のストレスに毎日悩まされるというのが仕事ができない人の特徴の一つとして上げられると思います。
終わりに
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。少しでも自分と重なる部分はあったでしょうか。
筆者もそうだったのですが、思ったよりも周りにはこのような気持ちを抱えて生きておられる方が多いことに驚きました。そして同時に、それはSNSやネット上でのみ確認でき、現実世界では誰もそのような態度を出して働いている人がいないなあと思ったのも事実です。
たぶん皆考えていることは同じで、辛いけどその気持ちを周りに吐き出していないからだと思います。実際筆者もそうです。
なので少しでも本記事に共感できたという方がいたら、ぜひ下記のフォームから連絡をください。愚痴でもなんでもOKです。少しでも同じ境遇の方とわかり合えたらなあと思っています。
https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2021/01/4-1.html