本記事では、
結婚式に自分だけ呼ばれなかったことが原因でネガティブのドン底の状態にいる人向けに、少しでも心が軽くなるような考え方や気持ちの整理の仕方をお話ししようかなと思います。
いばれることではないですが、
筆者も結婚式に自分だけ呼ばれないと言う経験をした一人であり、失意のドン底から立ち直った過去がある一人です。
なので、おそらく今この記事を見ている方よりは先輩(笑)だと思います。説得力の足しになるか分からないですが、自分と同じ境遇から立ち直った人と思って本記事を読んでいただければと思います。
結婚式に自分だけ呼ばれなかったことをSNSで唐突に知る、、地獄

まず筆者は、結婚式に自分だけ呼ばれなかった事実をSNSで唐突に知りました。
何気なく、仕事終わりにたまった投稿を眺めていた時の出来事です。過去に所属していたコミュニティの友人(自分以外)がほぼ全員集まった結婚式の投稿が流れてきて、そこで初めて自分だけが結婚式に呼ばれなかった事実を知ったんですよね。
「あ、自分だけ結婚式呼ばれなかった、ハブられた」と認識しました。その途端、脂汗がドッと出て、頭が真っ白になったのを覚えています。そこから地獄が始まりました。
おそらく、この記事を読んでくださっている読者様も、SNSなど何らかの手段で偶然知ってしまったとか、大体同じような境遇だと思います。誰も、わざわざ呼ばなかった事実を伝えてくる訳ないですから。
負の思考ループ、「不信、怒り、羞恥、自責」
結婚式に自分だけ呼ばれなかった事実を知ってからの日々は、そのショックから散々な精神状態で過ごすこととなります。具体的には、以下のような思考・感情で常に頭の中は支配されるようになりました。
- 友達だと思っていたのは自分だけだったのか、、
- 何で自分だけ呼んでくれなかったんだ
- 自分だけ呼ばれないなんて恥ずかしい
- 自分はなんて痛いやつなんだ
まさに負の思考ループです。この状態からは、なかなか抜け出せません。
辛いですよねえ、、もちろんその投稿にいいねなんて付けれる訳ないですし、むしろ幸せそうな新郎新婦、楽しそうな友人(と思っていた人たち)の表情が恨めしくて、憎くて、たまらなかったです。
次項では、早速、本記事の結論でもある、
結婚式に自分だけ呼ばれなかったことでショックだった時に心が落ち着く方法を紹介していこうと思う。
結論①:心の傷を解決してくれる1番の薬は「時間」

まずは、結婚式に自分だけ呼ばれなかったことでショックだった時に心が落ち着く方法の結論から言いましょう。心の傷を解決してくれる1番の薬は時間です。
心の傷を解決してくれる1番の薬は時間
事実を知った直後は最もショックが大きく、今すぐにでも心を落ち着かせたくて必死かと思います。おそらく本記事にたどり着いた方の心理はそう言った状態なのではないでしょうか。実際筆者も、同じ様な状況の方をネット上で検索することで「自分だけじゃないんだ」と思い込み何とか正気を保とうとした過去があります。
でも少しばかり落ち着いて欲しいです。今すぐに冷静さを取り戻すのは無理と言う話だからです。まずは「自分は今事故直後」と言う客観的認識を持ちましょう。今あなたは生傷剥き出しの状態でジタバタしています。それでは傷は広がるばかりです。
今あなたに必要なものは「時間」。心の傷を治すのには時間が必要なんだと強く念じてください。
- 今すぐに冷静さを取り戻すのは絶対に無理と認識すること。
- 心の傷は時間が必ず解決してくれるので、まずは落ち着くこと。
時間が経つことで解決できたこと・その過程
時間が解決してくれるとはよく言ったもので、筆者もまさに時の流れを感じると共にその説得力の高さを痛感しました。
では具体的にどのように解決してくれるのだろうでしょうか。
筆者の経験も踏まえて説明していきます。
ゆっくりと、確実に、傷は回復していく(自己防衛機能)。
人間は実に良くできているもので、
一時は死ぬほどにショックを受けた事実も、時が経てばある程度は自力で忘れられるようにできています。これは根拠のない慰めなどではなく、脳科学的にも証明されている人間の自己防衛機能です、すごいですよね。
体の傷だけでなく、精神的な傷にも事故回復機能が備わっているなんて感謝です。確かに、死ぬほどのショックが忘れられずにいつまでも続くなら、人間なんて大体の人は病気や癌などではなく、ストレスで亡くなってしまうことになってしまいますよね。
そして、筆者も経験上、辛い過去の克服に最も効いてきたなあと感じるのはこの「時間」の力です。一時期はご飯も喉を通らず、睡眠障害に陥いった筆者ですが、日が立つにつれて、ご飯が少しづつ食べれるようになり、睡眠が取れるようになり、一個一個できなかったことが元どおりできるようになっていったことに感動しました。これは、何か特効薬のものがあった訳ではありません。時間が経つにつれてできるようになったことです。
今すぐになんとかしたいと思う気持ちは理解できますが、それは難しいので、まずは、いずれ時が解決してくれるという根拠のある前向きな認識を持って、気持ちを落ち着かせることが大事です。
大丈夫です。今は死ぬほどのショックを受けているかもしれませんが、必ず何とかなります。
過去の人間関係に「見切り」をつけれた
受け入れ難いかもしれませんが、時間が経つに連れ、結婚式に呼んでもらえなかった人たちとの人間関係が、まるっと「その程度のものだった」と納得できるようになりました。
それまでは、「友達のはず」と繋ぎ止めていた感情が、独りよがりのものだったと認識できたことで、見切りをつけれたからです。
誰だって友達がいないのは寂しいものです。わざわざ自分の心の中の「友達リスト」を減らすような考え方はしません。「あの人は自分のことを友達と思ってくれているはず」。そのような楽天的期待は誰しも持っているものでしょう。
しかしその友達リストは、「あなた目線の友達リスト」であることを忘れないでください。相手にも「相手なりの友達リスト」があるのです。そこにあなたが入っているとは限りません。
本当に良い関係というのはお互いがお互いの友達リストに入っている関係のことです。そうでない関係は、ぶっちゃけ人生において、重要な関係ではありません。大した関係でないんだと、見切りをつけて何ら問題はありません(寂しいとは思いますが)。これが、時間が経つに連れて分かった一つの真理です。
友達リストに入っていなかった事実そのものがショックだという意見もあるかもせれませんが、人間には変えることができない根本の性分があるため、合う合わないは自然なことです。受け入れましょう。相手にも、あなたとは何か合わないなあと感じる理由があったに違いありません。
それよりも、自分とソリが合わない、表面上だけの関係に囚われてこの先も一喜一憂する人間関係を続けたいでしょうか。いずれ、どこかのタイミングで、遅かれ早かれ受け入れなければいけないタイミングが今来ただけ、そう気づいた時には、心の中で「見切り」を付けられた分、いくらか楽になった気がします。
結論②:失ったものばかり考えず、今ある人間関係を大事にする。
ここまでは「失うこと」に対してフォーカスを当てて、どう考えれば良いかを述べてきました。
しかし、もう一つ、筆者の心を楽にしてくれた & その後の人生に大きな影響を与えた考え方があるので紹介します。
それは、タイトル通りですが、「失ったものばかり考えず、今ある人間関係を大事にする」という考え方です。人は失ってから初めてありがたみを認識できる生き物です。人間関係も例外ではありません。
今回、結婚式に呼ばれなかったことで、少なくとも、「友達がいるということのありがたさ」は感じられたと思います。ショックを受けるということは、裏返せば本心では、友達でいることを望んでいたということですから。
その気持ちは、とても大事です。それが分かったなら、今ある友人関係に全力でその気持ちを注ぐようにしましょう。つまり今回の辛い体験を糧にするのです。今回失ったものにいつまでもクヨクヨするより、100倍ましです。
上述した人間関係の見切りの話と併せて、結婚式に呼ばれなかったことをポジティブに捉えるきっかけとなりました。
身の丈にあった友人関係を大事にしよう
自分の身の丈にあった、本当にソリの合う人間との付き合いを大事にしましょう。将来、そう言う人間が結局自分の周りに残るし、味方でいてくれます。
今ある人間関係を大事にしようと上述しましたが、歳を取れば取るほど、人間関係は希薄になっていきます。そして、大体最終的に残るのは、本当に自分と身の丈に合う、ソリの合う人間関係のみになってきます。
結婚式で呼ばれなかったことは悲しいですが、それは必然のことであり、今後大事となるのは、今まだあなたの身の回りにいる人間関係、つまりは身の丈にあった人間関係のありがたさを再認識し、大事にすることです。今回、自分だけ結婚式に呼ばれなかった原因は、あなたにも少なからずあるのかもしれませんから、それらを素直に受け止めて、今ある人間関係を100%大事にするよう心がけましょう。