学生時代にTOEIC855を取得したはらちゃんです。
今回は「TOEICの点数高いと就活有利はマジ(ただし、業界による)」
というテーマでブログを書こうと思う。
たぶんこの記事にたどり着いた方は概ね下記のようなことに興味があるかと思う
- TOEICって就活で有利になるって聞くけど本当?
- どのくらい点数取れば有利になるの?
- 勉強するのにどれくらい時間かかるの?難易度は?
このあたりかなーと、要は、
TOEICの就活での有効性の有無と、もし有効性がある場合に、
勉強するとしたらどのくらいかかるのかの見定めをしたい人が多いんじゃないかー、と感じたので、この記事を書くに至った。
TOEICの高得点は、就活で有利

結論だが、TOEICの高得点は就活において、有利になると言える。
なぜTOEICが高得点だと就活に有利になるか、その理由は以下のような理由からだ。
- 地頭が良い人だと思われるから
- 自己研鑽ができる人だと認識されるから
- 英語ができる=業界問わず好印象だから
まだ他にもTOEICの高得点が就活で評価される理由はあると思うが、上記の理由が評価される理由としてはメジャーだ。
まずはTOEICで高得点を取ったという事実はイコール「地頭が良い」という評価に繋がりやすいというメリットがあるだろう。実際、誰でも高得点が取れる訳ではないので、会社側としては揺るがない評価点と言えるだろう。
また「自己研鑽ができる」という認識を持たれることもメリットだ。ある程度の努力なしにTOEICの攻略は難しいため、TOEICが高得点=自己研鑽できる人=会社でも成長してくれそうという評価を受けやすい。
また英語ができることは、業界問わず、好印象だ。まだまだ日本の企業では英語に対して耐性がない企業も多い一方で、TOEICだけは認知度が高いため、TOEICの点数が高いだけで、「凄い学生」と評価されることが多い。
業界にもよるが、下手な資格にお金と時間を費やすよりも、TOEICを勉強する方が、就活戦線ではまだまだお得と言えそうだ
TOEICが高得点は就活に有利、ただし、「業界による」
TOEICが高得点なのは就活に有利なのは確かだ。
しかしながら、業界によってその有効性は変わってくるということを、忘れないで欲しい。
当然ながら、英語ができて当たり前、英語が得意な人が集まりやすい業界などでは、TOEICの高さなんてものは、何の優位性も持たない。
商社を受けまくってTOEIC高得点が何の役にも立たなかった話
TOEICの高得点も業界によっては役に立たない例の説明として、
商社を受けまくって何も成果を残せなかった筆者の痛い経験を紹介する。
筆者の経験の話をすると、当時新卒でTOEIC855点をぶら下げて就活していたが、商社を受けまくっていた時は、なんのアピールポイントにもならなかった。多分、面接でエントリーシートに書いてあるその数字について、言及されたことすらなかったんじゃないかと思う。855点という数字にそこそこの自信を持っていた自分にとって、結構ショックだった。
商社業界と言えば、英語能力を要する会社も多く、一見するとTOEICの点数が高いことはかなりアドバンテージなのではと考えてしまうがそれは間違いで、むしろ同じように英語能力を武器に就活をしている就活生がとても多いので、面接する側からすれば、TOEICの高得点など普通のことなのだ。彼ら面接官にとってTOEICの数字などバイトリーダーくらい珍しいものではないことを痛感した。
(※もちろん筆者の主観であり、何らかの評価を受けていた可能性も否定はできない)
IT企業を受け始めたら、TOEICの点数はめっちゃ受けが良かった話
で、何やかんや最終的にはIT系の企業に落ち着いた訳だが、
ここでのTOEIC855点は、もう免罪符と言っていいほどの効力を発揮したと思う。
(※言い過ぎかもしれないが、それくらい商社と比べて食いつきが良かった)
推測でしかないが、単にIT系の人材で英語をガッツリ勉強した経験がある人が少ないために、
「TOEIC高得点→(TOEIC詳しく知らないけど)凄いんじゃないかこいつ→面接通る」みたいな風に、業界の人がそもそTOEICの真の価値をそこまで知らないことが功を奏して、免罪符的な効力を発揮していたと思う(後でまた言うけど、TOEICは実際そこまでハードルの高い試験ではない。やった人なら分かるかもしれないが、就活の物差しにするほどすごいものでは、、と言うテストである)。
あとは何だろうなあ、IT業界自体、常日頃勉強することが多い業界だから、
「勉強熱心なやつ」みたいにでも思われていたのかなあ。
要するにここで言いたいのは、
あくまで就活のためにと考え割り切って勉強することが前提ならば、業界によっては思ったほどの有効性は望めない可能性もあるので、今一度、自分の進みたい業界が何なのかということを考えてから勉強に取り組んで欲しい、ということだ。
- 高得点を取ったからと言って必ずしも評価されるとは限らない
- 評価される(就活で有利になる)かどうかは業界で概ね左右される
TOEICはどれくらい点数取れば有利になるの?
「就活で有利になるTOEICの点」と言った、明確な線引きは存在しない。
だが、一般的には730点以上が、高得点と言われている。
実際に、この数字を、就活での一つの評価基準、または最低ラインとしている企業が多く見受けられた(一部の一流企業だけだけどね)。
一方で英語にそれほどこだわりがない業界では、
600点くらいからが妥当な数字ではないだろうか(これは体感値)。
就活のためにTOEICを勉強するのにどれくらい時間かかるの?難易度は?
では次に、
- 就活のためにTOEICを勉強するにはどれくらい時間がかかるのか
- TOEICの難易度は
という疑問にお答えしていく
就活のためにTOEICを勉強するにはどれくらい時間がかかるのか
大学受験で英語を勉強しており、基礎的な土台ができている人ならば、
- 600点台 → 3ヶ月前後
- 730点以上 → 5ヶ月前後
大体平均すればこのくらいだろうと思う。
前後と書いてあるのはあくまで目安だからだ。
これよりかかる人もいれば、早く成果が出る人もいるだろう。
TOEICの難易度
TOEICは勉強してみるとわかるが、コツを掴むとそこまでレベルの高い試験ではない。
TOEICは問題自体はそこまで難しいものではなく、問題の傾向も毎回似ているため、
TOEICはどれだけ速く正確にこなせるかが大切になってくる。
そのため、基礎的対策→模擬試験数回をやるだけで誰でもそこそこ点数は伸びる
600点台くらいなら割と簡単に取得できるレベルだと思うので、
そこまで気負わずに勉強してみて欲しいと思う。
TOEICは就活のために勉強する価値があるのか
いかがだったろうか
最後にTOEICは就活のために勉強する価値があるのかと言う問いに明確に答えて終わりにする。
結論は、TOEICは就活のために勉強する価値があるだ。
良いことも悪いことも書いたが、総評として、大学生に人気のTOEICは資格ポジションとしてTOEICの有効性はまだまだ残り続けると思うので、今回の記事で勉強してみようと思った方はぜひ、勉強を開始してみてください。