(漫画ブログ) ファイヤー「にらみつける」の謎に迫る

ファイヤーにらみつけるなぜサムネ
ファイヤーにらみつけるなぜ漫画画像

※ヒトカゲがデフォルトで覚えるのは「なきごえ」でした。

 

「ファイヤーはにらみつけるを覚えたい!」ッファ!?

ファイヤーはポケモンファンならば、一度は
にらみつける」と言う技にまつわる話を聞いたことがあるかもしれない。

その元ネタは初代(赤緑青)においてのレベルアップ技。

Lv.50で捕獲できる初代伝説の三鳥たち。
こいつらはレベルが1上がったLv.51でさっそく新しい技を覚える。

 

初代三鳥がLv51で覚える技



フリーザーフリーザー:ふぶき

サンダーサンダー :かみなり

ファイヤーファイヤー:にらみつける ←?????

 

ファ??、何で???
ポケモンといえど第一作目な訳で、まだまだ謎設定が多かった時代ではあったが、
このふぶきかみなりときて「にらみつける」の設定だけは「さすがにおかしいだろ」と言うことで反響があった。

 

なぜファイヤーは「にらみつける」を覚えることになったのか?

少なくとも「意図的」であるとは考えづらい。

「ふぶき」「かみなり」ときて「にらみつける」が同格に並ぶのはいくら何でもおかしいだろう。

つまり、「何らかの手違いでそうなったのだ」とまずは仮定した。
その何かが必ずあるはずと思い調べてみた結果有力な説が一つ浮かんできた。

サンダーファイヤーフリーザーの覚える技の比較画像

 

本当は「かえんほうしゃ」のはずだった?



結論から言ってしまうと、ファイヤーが本来レベル51で覚えるはずだった技は、
「かえんほうしゃ」と言う説が最も有力そうだ。

「へ??だいもんじじゃないの?」と思った方、それに対しても理由があるのでご安心を。

 

鍵は技の「内部コード」

内部コード、聴き慣れない名前だ。

それもそのはず、内部コードとは、ゲームのストーリー上では出てこないが、ゲームの開発に使う内部データとして使われているコードのことだからだ。一つの技に一つのコード(識別のための番号)が割り振られている。

技コード 技名
1 はたく
2 からてチョップ
3 おうふくビンタ
4 れんぞくパンチ
5 メガトンパンチ
6 ネコにこばん
: :
長いので中略 長いので中略
: :
252 わざマシン52
253 わざマシン53
254 わざマシン54
255 わざマシン55

 

全部を載せると長いので、途中は省いてある、
で、問題の「にらみつける」と「かえんほうしゃ」の内部コードを比べてみる

43 にらみつける
53 かえんほうしゃ

 

技コード43と、53、、うん、、近い!

つまり!、
コードを間違えてデータとして入力しちゃったんじゃないの??と言うのが結論だ。

「おいおいww、打ち間違いとかさすがに根拠薄過ぎだろwwwてか大文字どこいったwww」と思った方のために、もう少し根拠を述べる。

 

だいもんじはそもそも候補外

おっと、どう言うこと?候補外って?

yes、yes、それはつまり
「レベルアップ技として、そもそも、だいもんじは覚えられない設定だった」と言うことデース。

なぜなら
「ジムリーダーからもらえる技マシンの技はレベルアップで覚えれるポケモンいない」からネー。
(マチス風)

ジムリーダーマチスの画像

 

ジムの技マシンはレベルアップで覚えられない

初代の仕様として、がまん(ニビジム)」とか「バブルこうせん(ハナダジム)」とか、ジムリーダーからもらえる技マシンの技をレベルアップで覚えれるポケモンと言うのはそもそも初代には存在しないのだ(正確に言うと金銀クリスタルまで。ルビサファからは普通に覚えるポケモンが出現する)。

たぶんだけど、当時開発側は「ジムリーダーからもらえる技=貴重な技=レベルでは覚えれるようにしちゃいけない」という設定があったんだろうね、

そんで、だいもんじ、ジムリーダーカツラさんを倒すともらうことができる。ってことでファイヤーが覚える技の候補からだいもんじが無くなるってのはここで決まる。

で当時、ほのお技でだいもんじの次に高火力ウェポンだった「かえんほうしゃ」になるはずだったが、データの入力をミスった結果、「にらみつける」になった

何となく納得いく筋になってきてはいないだろうか。

で、
実は「にらみつける」以外にもまだ上記の説で説明がつきそうな点が存在する。

それはサンダーの「ドリルくちばし」
普通なら、3匹とも「つつく」で統一すべきでは?

はいはい内部データ表、すると、、、

64 つつく
65 ドリルくちばし

んんwww
非常に怪しいwwww

 特にわざわざサンダーだけドリルくちばしになければならない規則性もないしなあ。

この説(打ち間違い)が本当だとすると、他のポケモンでも、コードの打ち間違いによる技間違いが全然ありそうなきがしてきた(気づいていないだけで)。

たぶんサンダーファイヤーフリーザーは、三鳥と言うその性質上比較されやすい。故に本件の問題(打ち間違い)が浮き彫りになっただけで、他の単体のポケモンでも本来覚えるべき技がすり替わっているなんてことが初代では往々にして発生しているのかもしれない。

 

※後に、「サンダーだけ、ドードリオやオニドリルみたく口尖っているからドリルくちばしは自然でしょ」的な意見もあったが言われてみれば、、そんな気もしなくない

 

小ネタ:バタフリーとモルフォンもすり替わっている説

一応、技のコードすり替えを肯定する根拠と言う訳ではないが、初代のデータがどれだけガバガバだったかを示す一例として、「バタフリーとモルフォン逆、説」がある

まずは通常の進化フロー

バタフリーモルフォン入れ違いの画像1

次にバタフリーとモルフォンを入れ替えた進化フロー

バタフリーモルフォン入れ違いの画像2

おおーーいwwww
完全にやらかしてるやろこれwwwww

コンパン→バタフリーの違和感のなさよ、、顔認証したら100%通るでこれ、、、。

結構これは有名な話なのだが、まあ何が言いたいかと言うと初代のデータ入力は間違ってやっちゃったんじゃないのwwwと言う部分が多いと言うことだ。

たぶん今よりもプログラムを組む技術も環境も発達していなかった時代だから、こう言った人為的なミスが起きやすかったんだろうなと推測している。

今見たいな高級プログラミング言語での開発ではなくて、アセンブラとかそう言う時代だったと思うし、、

 

れいとうビームとゴッドバードはよく分からなかった。

同じく不釣り合いな技関係にある技のうち、れいとうビームとゴッドバードに関してはその理由が全く分からなかった。

 

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ここまで読んでいただけて本当にありがたい。
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終わりに

まあ良くも悪くも初代ポケモンと言うゲームはそのバグの多さから有名になったと言っても過言ではないくらい、バグが多いゲームであった。

つまり当時のキッズにとってポケモン初代のこの脇の甘い作り自体が色んな意味で思い出と言う訳だ。

ファイヤーのにらみつけるは別にバグではないが(笑)それに匹敵するくらいおかしな設定だったと言うことだろう。

 

以上、読んでくれてありがとう

はらちゃん

 

 

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1件のコメント

バタフリー、コンパンはやらかしではなく意図的にしてるって説が有力とおもいますが

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