本記事では、UNIX系のOS(LinuxやMac)で使用される、
「デーモン」と言う概念が何なのかを詳しく説明していく。
なるべく初心者の方にも分かりやすいよう、噛み砕いて説明していく。
(UNIX系) デーモンとは
デーモン とは、
UNIX系のOS(LinuxとかMacとか)における常駐プログラムの呼び名のこと。

- 常駐プログラムのこと
- UNIX系のOS(mac + Linux)で使われる言葉
常駐プログラムとは
常駐プログラムとは、簡単に言うと、
「裏で常に起動しているプログラム」のことだ。
裏っていうのは、PCが動いている間、見えないけどバックグラウンドで動いているって言うこと。
「常に起動している」とは
常に起動しているということは、
要求があればいつでも応答が可能な状態ということだ。
サーバーなどで、常に何かしらの要求を待っているプログラムは、
常に起動状態にあり、要求に対応可能な状態である必要がある。
例えばとあるwebページが、夜の時間帯は繋がらないとか、メールがお昼の間は送受信できないとか、そんなことがあってはならないだろう。上記のように、常にプログラムが起動状態で、要求に対して応答が可能なプログラムのことを常駐プログラムと呼ぶのである。
ちなみに、デーモンとは悪魔ではなく守護神という言葉が語源らしい。
常に待ち受けているから守護神。
常駐プログラムの例
いくつか簡単に、デーモン の例を紹介する。
httpdデーモン
webサーバソフトのapacheのデーモン 。
クライアントからのwebリクエストをいつでも受け付けれるように、常に起動しておく必要がある。
crondデーモン
cronを実行するデーモン
cronとは決まった時間になると、指定したプログラムを自動実行するシステムのこと。
決まった時間にシステムで自動実行するため、システムは常に起動している必要がある。
デーモンとは:まとめ
デーモン とは、
UNIX系のOS(LinuxとかMacとか)における常駐プログラムの呼び名のこと。
常駐プログラムとは、簡単に言うと、
「裏で常に起動しているプログラム」のこと。
常に起動しているということは、
要求があればいつでも応答が可能な状態ということ。
参考:https://wa3.i-3-i.info/word11000.html