ドメインの取得の取得方法には大きく分けて2つの選択肢がある。
- 契約したレンタルサーバ会社でついでに取得する方法
- ドメインの専門会社で取得する方法
この記事では上記ドメインの取得方法2種類について、
両者のメリット・デメリットを比較しながら解説する。
①レンタルサーバー会社でついでに取得する方法
レンタルサーバ会社には大体、独自のドメインの取得サービスがある。

例をあげると、当ブログのドメイン「hara-chan.com」は、筆者が契約している「さくらのレンタルサーバ」で契約したついでに、さくらのドメイン取得サービスによって取得したものだ(下記はさくらのドメイン取得サービスの画面)。

上記のように、レンタルサーバ会社ごとに、ドメインの取得代行まで行ってくれることが多い。
この場合、以下のようなメリット・デメリットがある。
- 取得のための手順が簡単
- 色々と面倒な手続きを全部やってくれる
- ドメインの専門会社で取得するのに比べて割高
- whois代理公開やドメイン移管などが不便
簡単にまとめると、レンタルサーバ側が取得から設定までの一通りをやってくれるので、初心者には安心のサービスだ。その分、機能面で多少の縛りがある、価格が割高などのデメリットがある。
②ドメインの専門会社で取得する方法

ドメインの専門会社とは、ドメインの取得サービスを提供している会社のこと。
有名なところでいくと「お名前.com」とか、「ムームードメイン」とかがある。
- レンタルサーバー会社でついでに取得するのに比べて割安
- whois代理公開やドメイン移管などが可能
- ある程度ドメインの仕組みなど知識が必要
- 自分で手続きなどする必要がある
簡単にまとめると、自分でドメインを取得して、手続きなどもする分、価格は割安になる。また機能面で縛りがなくレンタルサーバーよりは柔軟に立ち回ることが可能だ。一方で、その分全て自分で行う知識が必要になってくる。
- レンタルサーバー会社でついでに取得 → 割高だが、設定は簡単。
あんまり難しい事はしたくないって人は、レンタルサーバの取得サービスを利用するのが一番簡単で良いと思う。
- ドメインの専門会社で取得 → 割安だが設定は難あり。機能は充実。
反対に、ちょっと知識ある人なら、レンタルサーバの契約とは別に、自分でドメイン専門会社からやすくドメインを取得し、契約したレンタルサーバで使用すると言う流れが一番お得だろう。
【補足】Whoisとは?
Whois(フーイズ)とは、インターネット上に公開されているドメインの登録情報のこと。第三者が確認できる状態で公開することが義務付けられている。
- 管理レジストラ
- 登録者の名前、住所、電話番号
- 登録日や契約終了日
- ネームサーバ名
whois代理公開とは
上記でわかるように、whoisでは、個人情報に該当する情報も公開が必要。
そこで、個人情報の開示などをしたくない人のために、whois代理公開と言うものが存在する。
whois代理公開では、Whoisへ提供する情報を、個人ではなく、契約している会社のもので提供する。そのため、個人情報漏洩などの観点からすれば、嬉しいサービスだ。ドメインの専門会社では無料でやってくれるところも多いので、積極的に利用しよう。
人気のドメイン専門会社
ドメイン専門会社にどんなものがあるか、参考までに下記に人気のある会社を並べてみた
ドメイン |
主な用途 |
お名前.com |
主に企業や商用サービスを対象にしたドメイン |
バリュードメイン![]() |
デジロック運営の格安サービス。 |
エックスドメイン![]() |
主に非営利団体を対象としたドメインレンタルサーバ会社エックスサーバー![]() |
ムームードメイン![]() |
GMOペパボ(株)運営による人気サービス。レンタルサーバのロリポップやヘテムルが有名 |